2011年4月17日日曜日

ゆれる天使の都市〔レポ)

こんにちは、にいつです。ナインメンバーのみなさんが私の米国滞在ネタで盛り上がっているので

レポートします。わたしは今日でLA滞在10日目です。



吉田さんLAの姪御さんよかったらご紹介ください。LAは私にとって重要な調査地になりそうです。



��Aの壁画制作は今変動の時にあるようです。LAかアメリカ全体かまだ定かではありませんが、2002年から壁画制作(グラフィティも含め)は非合法になりました。ただ広告だと許されるので実際は壁画文化はまだ残されている状態です。 


��0年代の公民権運動とともに熱い時代をむかえたメキシコ系アメリカ人としての壁画制作は、社会のなかから消えつつあるようです。壁画自体が60年代の理解では、やはりもう読み取ることができないのでした。

 

「世界の壁画センター」として名高かったLAには、壁画を描くスペースが消されているそうです。グラフィティは法律違反の標的となりやすいので、更に反社会的なものとしてのみ理解されています。

 

LAの壁画文化はこうした流れを受けて世代間の融合により新しい表現を作り出す道に突入しようとしています。UCLA(カリフォルニア大学ロスアンジェルス校)のラボでは今デジタルミューラル(壁画)が学生主導で行われています。そこではグラフィティも取り入れます。

 

LAはメキシコ系アメリカ人がUSA最大の都市です。排除や差別は消えたように見え、現在なお拡大しつつあるそうです。このような背景をうけて、ハイウェイから屋根にまでいたる多くのグラフィティを見ると、ここに都市の声があるように思えてなりません。LAには普通の人々にグラフィティを描く力が育っているのではないでしょうか。

 

それは消されそうになってはいるものの、おそらく多くのかっこいいおばさん、おじさんたちアーティストたちが若者を巧みに育て力を発展させていくことと私は思います。

 

そう考えていくと新潟もそうだと思えます。世代間の融合と文化の変容事例はありますよね。



こんなかんじで表現したり作ったりすることにもっと各世代が必死になってバトルをすればいろんな場所が面白くなるなぁと思っています。ニューエイジはもっと反抗したらいいのです。そしてそれを受けてたつ先人たちは暖かく本気で立ち向かって、とても楽しそうですね!

 

マイノリティはいつでも新しい文化をつくる源になると思います。そしてそのような力を信じる人たちは、たとえ言葉は通じなくとも、スピリットで触れ合うことができるのだと感じています。



この調査はまだ始まったばかりですが、

思った以上にこれからの生き方を考えさせる日々になっています。

0 件のコメント:

コメントを投稿